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内容 研究発表
12巻2/3号2007年
Page 72
題名 琵琶湖NOMを対象としたFouling原因物質の特性解明
Title Elucidation of the Substances Causing Membrane Fouling for NOM in Lake Biwa
著者 川端祥浩, 東 紗希, 日下部武敏, 池田和弘, 清水芳久
Authors Yoshihiro Kawabata, Saki Higashi, Taketoshi Kusakabe, Kazuhiro Ikeda, Yoshihisa Shimizu
著者表記 京都大学 川端祥浩, 東 紗希, 日下部武敏, 池田和弘, 清水芳久
著者表記(英) Yoshihiro Kawabata, Saki Higashi, Taketoshi Kusakabe, Kazuhiro Ikeda, Yoshihisa Shimizu
著者勤務先名 京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター
Office name Kyoto University
著者所属名  
キーワード fouling, 芳香族性ポリアミド低圧逆浸透膜, NOM, サイズ排除クロマトグラフィー, 分光分析
Key Words fouling, polyamide low pressure reverse osmosis membrane, NOM, size exclusion chromatography, spectrographic analysis
概要 琵琶湖NOMを芳香族性ポリアミド低圧逆浸透膜を用いて濃縮し、膜に吸着したFouling原因物質を回収し、その特性を解明した。分光分析の結果から、ポリアミド製の膜に強固に吸着する成分は、親水性でタンパク様物質であることが考えられた。そして、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)の結果から、1,260~208 Daの成分は膜に吸着しにくく、吸着しても回収しやすい成分であること、また13,500 Da以上の成分については、速度論的に膜に不可逆的に吸着することが考えられた。よって、膜に強固に吸着し、速度論的に不可逆なFoulingを引き起こす成分は、分子サイズが13,500以上のタンパク質様物質であることが考えられた。
Abstract We concentrated NOM(Natural Organic matter) in Lake Biwa by using a polyamide low pressure reverse osmosis membrane, collected the substances adsorbed on the membrane and causing membrane fouling, and elucidated their characteristics. From the results of spectrographic analyses, they were hydrophilic and protein-like substances. Then, from the results of Size Exclusion Chromatography, the substances whose molecular size based on polystyrene sulfonate was from 1,260 to 208 Da were hard to adsorb on the membrane and easy to collect from the membrane in adsorbing. In addition, the substances more than 13,500 Da adsorbed on the membrane irreversibly in terms of kinetics. Consequently, it was thought that protein-like substances whose molecular size was more than 13,500 Da caused membrane fouling.
 
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