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内容 論文
19巻1号2014年
Page 27
題名 多目的計画法の実水配システムへの応用
Title The Multi-objective Programming Applied to Real System of WaterSupply
著者 熊木由次
Authors Yuuji Kumaki
著者表記 東京都水道局研修・開発センター
著者表記(英) Training & Development Center, Bureau of Waterworks Tokyo Metropolitan Government
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード 多目的計画法,水配システム,水流のエネルギー,パレート解,自動演算
Key Words multi-objective programming, system of water supply, energy of water flow, pareto solution, auto-calculate
概要 東京都水道局の水道事業に要する電力量は,東京電力管内の総電力量の約1 % を占めている。また,その内の約80% が送配水ポンプにより消費されている。一方,東京都の区部には10 か所の浄水場と22 か所の給水所で構成された水配システムがある。本研究は,この水配システムに要する全水流のエネルギー及び全造水コストを最小化する最適解(パレート解) が,エクセルに標準装備されたソルバー機能を使って簡単に求まることを実証している。
Abstract The electric energy required for water service business of the Tokyo Waterworks Bureau occupies approximately 1% of the total electric energy of the Tokyo Electric jurisdiction. In addition, approximately 80% of those are used by pumps. On the other hand, there is the water supply system constructed at ten places of water purification plants and 22 places of water stations in the ward of Tokyo. This study demonstrates that the most suitable solution (Pareto solution) minimizing the energy of all currents required for this water supply system and a water purification cost is easily found using a Solver function shipped with for Excel.
 
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