| 内容 |
特集 |
| 巻 |
12巻4号2008年
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| Page |
13
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| 題名 |
抗原・抗体反応―イムノアッセイ(ELISA)法による有害物質の計測
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| Title |
Monitoring of Environmental Fate and Effects by Enzyme-linked Immunosolvent Assay |
| 著者 |
河野 猛、伊東茂壽 |
| Authors |
Takeshi Kono, Shigekazu Ito |
| 著者表記 |
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| 著者表記(英) |
HORIBA,Ltd. |
| 著者勤務先名 |
(株)堀場製作所 |
| Office name |
HORIBA,Ltd. |
| 著者所属名 |
医用システム統括部 |
| キーワード |
イムノアッセイ、ELISA、環境化学物質、環境技術実証モデル事業、モニタリング |
| Key Words |
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| 概要 |
様々な化学物質の環境への影響が懸念される中、抗体と抗原の特異的な反応を利用したイムノアッセイ(免疫測定)法の一つである酵素免疫測定法(ELISA)は、安価、簡便、迅速な化学物質の分析法として最近注目されている。環境省は「環境技術実証モデル事業」の「化学物質簡易モニタリング」技術としてELISAキットを採用し実証試験を実施した。試験の結果、製品性能の信頼性が確認され、一般環境モニタリングでも一部条件付きながら実用化可能と判断された。また、簡便性でも従来の機器分析法に比べ格段に測定時間、測定件数が改善された。ただ、マトリックスの影響や異性体を有する化合物との反応などELISAが有する懸念事項も改めて浮き彫りとなった。 |
| Abstract |
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