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内容 特集
15巻1号2010年
Page 16
題名 水源水質の変動と健康リスク
Title Change of Water Source Quality due to Climate Change and its Health Risk
著者 秋葉道宏1),山田俊郎2),中村怜奈1),小坂浩司1),浅見真理1)
Authors Michihiro AKIBA, Toshiro YAMADA, Reina NAKAMURA, Koji KOSAKA and Mari ASAMI
著者表記 1)国立保健医療科学院水道工学部, 2)岐阜大学工学部社会基盤工学科
著者表記(英)
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード 水道,水源,水質,気候変動,濁度
Key Words
概要 気候変動により水道システムは様々な影響を受ける可能性が考えられる。水源では,渇水,洪水, 藻類・異臭味原因物質の増加,病原微生物汚染など,処理では水質悪化による影響,薬品量の増加, 配水給水系では,ポンプへの負荷の増大や塩素不足などが考えられる。今後想定される気候変動に よって引き起こされる水道システムへの影響を明らかにし,被害を低減・回避する対策を推進する ため,過去の日本及び海外の水源水質の変化とその影響について,事例をまとめた。先進国におい て近年30 年間で,飲料水によって健康被害が生じたとされる事例は少なくとも69 件あり,その多 くはノロウイルス,カンピロバクターなどによる食中毒やクリプトスポリジウム等の耐塩素性病原 微生物による感染であり,およそ60 万人の患者が発生している。これらの事例について,汚染の 場所や原因及び浄水場での塩素消毒の有無などについての分類を行ったところ,原因としては,水 源の汚染が51 件(74%) と最も多く,水源の汚染の原因が大雨による濁水の流入であったものが少 なくとも25 件(36%)をしめており,うち,8 件は雪解けの影響も受けていると見られた。特に消 毒のみの処理施設や濁度の変動を受けやすい施設などでは,今後このような健康リスクの発生の予 防策も重要と考えられた。
Abstract
 
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