学会誌「EICA」

[研究発表] 光触媒による臭素酸イオンの分解

内容
光触媒による臭素酸イオン(以下BrO3-)分解の基礎検討として、酸化チタン光触媒を用いた室内実験を行った。その結果、処理後に臭素イオン(以下Br-)が生成していることから光触媒反応によりBrO3-はBr-に還元されることが確認できた。またこの還元反応ではpHや共存物質が大きく影響し、特にpHは酸性環境ほどBrO3-の分解が早く、共存物質としてのNO2-存在下ではNO2-の酸化反応に伴いBrO3-還元速度の上昇が見られた。さらにBr-生成の際、オゾン処理過程においてBr-から反応中間体として生成する次亜臭素酸及び次亜臭素酸イオンなどの中間成生物や副生成物の蓄積も見られなかった。
5巻2号2000年
Page
25
題名
光触媒による臭素酸イオンの分解
Title
Decomposition of bromate by photocatalyst
著者
○五ノ井浩二.野口 寛.田川 良彦.佐藤茂雄((株)明電舎)
Authors
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
光触媒、酸化チタン、臭素酸イオン、還元反応、pH依存
Key Words
概要
光触媒による臭素酸イオン(以下BrO3-)分解の基礎検討として、酸化チタン光触媒を用いた室内実験を行った。その結果、処理後に臭素イオン(以下Br-)が生成していることから光触媒反応によりBrO3-はBr-に還元されることが確認できた。またこの還元反応ではpHや共存物質が大きく影響し、特にpHは酸性環境ほどBrO3-の分解が早く、共存物質としてのNO2-存在下ではNO2-の酸化反応に伴いBrO3-還元速度の上昇が見られた。さらにBr-生成の際、オゾン処理過程においてBr-から反応中間体として生成する次亜臭素酸及び次亜臭素酸イオンなどの中間成生物や副生成物の蓄積も見られなかった。
Abstract

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