学会誌「EICA」

[研究発表] 事例ベースモデリングを用いた下水処理場向け下水流入量予測システム

内容
合流式下水道のCSO改善や浸水対策では、貯留施設の強化と共に既存施設の有効活用が重要である。このような設備を最大限に活用する為の下水流入量の予測技術には多くの開発努力がなされてきた。これまで開発された下水流入量の予測技術として流出解析モデルがあるが、基礎資料の準備と解析に多くの工数が必要であるため、日常運営で使用する事は容易ではないという問題があった。そこで下水処理場で、日常で蓄積している実績データ(雨量、下水量など)を、事例という経験に相当する情報で扱う方式(TCBM:Topological Case-Based Modeling)が有効であると考え、下水処理場のデータを元に予測モデルを作成し、数時間後の流入量を晴天・雨天時共高精度で予測できる事を検証した。検証後この成果をもとに、扱いが容易で短期間に導入が可能な予測装置を開発し運用を行っている。
7巻2号2002年
Page
11
題名
事例ベースモデリングを用いた下水処理場向け下水流入量予測システム
Title
TCBM / Case-based modeling for predicting water volume for drainage in sewage treatment facilities
著者
○岡 利明,筒井宏明,近田智洋,山縣謙一((株)山武)
Authors
Toshiaki Oka、Hiroaki Tsutsui、Tomohiro Konda、Kenichi Yamagata(Yamatake Corporation)
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
下水流入量,予測,下水処理場,リアルタイムシステム,TCBM
Key Words
water volume for drainage、prediction、sewage treatment facility、real-time system 、TCBM
概要
合流式下水道のCSO改善や浸水対策では、貯留施設の強化と共に既存施設の有効活用が重要である。このような設備を最大限に活用する為の下水流入量の予測技術には多くの開発努力がなされてきた。これまで開発された下水流入量の予測技術として流出解析モデルがあるが、基礎資料の準備と解析に多くの工数が必要であるため、日常運営で使用する事は容易ではないという問題があった。そこで下水処理場で、日常で蓄積している実績データ(雨量、下水量など)を、事例という経験に相当する情報で扱う方式(TCBM:Topological Case-Based Modeling)が有効であると考え、下水処理場のデータを元に予測モデルを作成し、数時間後の流入量を晴天・雨天時共高精度で予測できる事を検証した。検証後この成果をもとに、扱いが容易で短期間に導入が可能な予測装置を開発し運用を行っている。
Abstract

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