学会誌「EICA」

[研究発表] 下水処理施設の処理水の遠隔監視手法に関する調査

内容
近年、下水処理場の小規模化にともなう巡回管理の採用から現地での水質確認の機会が減少しており、補完システムとして、放流水質を連続的に監視モニタリングして異常時に速やかに対処できる水質計測システムが求められている。本調査は、現地水質の監視作業を補完出来るシステムとして濁度・粒度計(以下、水質監視装置という。)の活用を検討し、放流水質を遠隔的にモニタリングすることによって維持管理の効率化と水質の安全性の向上に寄与することを目的に実証調査を行った結果、処理水の濁度とSSは高い相関がありSSを指標とする処理水質が推定できた。また、計測値は携帯電話で遠隔地に電送した連続監視ができるため、水質管理の向上と効率化に利用できることがわかった。さらに、本水質監視装置で計測される濁度及び粒度指数の関係を見ることにより、下水処理水の固液分離状況や、反応槽内の活性汚泥の状況(バルキングの有無等)が推察できる可能性も見出すことができた。
7巻2号2002年
Page
29
題名
下水処理施設の処理水の遠隔監視手法に関する調査
Title
Remote monitoring of treated wastewater quality
著者
○太田秀司,村上孝雄(日本下水道事業団),勝間田純一郎,田邉義浩((株)CTIサイエンスシステム)
Authors
""○Syuuji Oota,Takao Murakami(Japan Sewage Works Agency),Junichiro Katumada,Yoshihiro Tanabe(CTI Science Systems Co., Ltd.)""
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
下水道処理施設,遠隔監視,処理水,濁度,粒度
Key Words
""Sewage treatment plant, Remote monitoring, Treated wastewater, Turbidity, Grading""
概要
近年、下水処理場の小規模化にともなう巡回管理の採用から現地での水質確認の機会が減少しており、補完システムとして、放流水質を連続的に監視モニタリングして異常時に速やかに対処できる水質計測システムが求められている。本調査は、現地水質の監視作業を補完出来るシステムとして濁度・粒度計(以下、水質監視装置という。)の活用を検討し、放流水質を遠隔的にモニタリングすることによって維持管理の効率化と水質の安全性の向上に寄与することを目的に実証調査を行った結果、処理水の濁度とSSは高い相関がありSSを指標とする処理水質が推定できた。また、計測値は携帯電話で遠隔地に電送した連続監視ができるため、水質管理の向上と効率化に利用できることがわかった。さらに、本水質監視装置で計測される濁度及び粒度指数の関係を見ることにより、下水処理水の固液分離状況や、反応槽内の活性汚泥の状況(バルキングの有無等)が推察できる可能性も見出すことができた。
Abstract

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