学会誌「EICA」

[研究発表] マルチ制御モード方式による曝気風量制御

内容
筆者らは、嫌気−無酸素―好気活性汚泥法を対象として、アンモニア計を使用した曝気風量制御を提案してきた。この制御方式は、アンモニア計を使用したフィードバック制御に、流入条件である流入流量と全窒素濃度の積である窒素負荷量でフィードフォワード補正を行うものである。このアンモニア計を利用した曝気風量制御によれば、従来のDO制御に比べて放流水質を維持したまま風量を削減することができる。しかしながら、流入負荷変動が大きい場合、特に雨天時等では、流入水量と流入水質の変動が非常に大きく、アンモニア計のみによる曝気風量制御では、放流水のアンモニアを悪化させる場合があることが分かった。本稿では、IWAの活性汚泥モデルを用いたシミュレーションにより検討を行い、DO制御とアンモニア制御を組み合わせることによって、この問題を解決する制御系を提案する。
9巻2号2004年
Page
19
題名
マルチ制御モード方式による曝気風量制御
Title
Multiple control-mode system using on two or more sensors
著者
○足利伸行,小原卓巳,山本勝也((株)東 芝)
Authors
○ Nobuyuki Ashikaga,Takumi Obara,Katsuya Yamamoto
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
下水,高度処理,窒素,アンモニア計,曝気風量制御
Key Words
feedback control,ammonium-ion sensor,biological wastewater treatment,aeration,activated sludge model.
概要
筆者らは、嫌気−無酸素―好気活性汚泥法を対象として、アンモニア計を使用した曝気風量制御を提案してきた。この制御方式は、アンモニア計を使用したフィードバック制御に、流入条件である流入流量と全窒素濃度の積である窒素負荷量でフィードフォワード補正を行うものである。このアンモニア計を利用した曝気風量制御によれば、従来のDO制御に比べて放流水質を維持したまま風量を削減することができる。しかしながら、流入負荷変動が大きい場合、特に雨天時等では、流入水量と流入水質の変動が非常に大きく、アンモニア計のみによる曝気風量制御では、放流水のアンモニアを悪化させる場合があることが分かった。本稿では、IWAの活性汚泥モデルを用いたシミュレーションにより検討を行い、DO制御とアンモニア制御を組み合わせることによって、この問題を解決する制御系を提案する。
Abstract
This paper presents the multiple aeration control-mode scheme using an ammonium-ion sensor and a dissolveDOxygen sensor for biological wastewater treatment plants. The control scheme enables us to reduce the operational cost associated with aeration while keeping the effluent quality.

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