学会誌「EICA」

[研究発表] GCを用いた下水中のVOC連続モニタリング

内容
平成5年12月に水質汚濁防止法に基づく人の健康に係る水質項目(有害物質)に関する排水基準が改正されたことにより、下水処理施設においても、新たに9種類の揮発性有機物と3種類の農薬の排出が規制されることとなった。しかしながら、排水中の有害物質が基準値以下の場合は、そのまま下水道に流入する可能性がある。また、家庭等、規制対象外の施設からの有害物質の流入の可能性も否定することができない。そのため、下水道での対応策の検討が必要である。さらに、人の健康に影響を及ぼす可能性のある物質で、平成5年3月の水質保全局長通達により要監視項目に指定されているものについては、水質汚濁防止法、下水道法ともに規制対象項目としていないため、そのまま下水道に受け入れているのが現状である。将来の規制化を考慮し、削減対策を検討する必要がある。現在のところ、これらの物質の下水処理施設での除去状況、気相や汚泥への移行に関する知見は不十分であり、下水道における動態の解明ならびに対応策が望まれている。本研究は、実験装置を用いたVOCの挙動調査のなかで、水質変動を測定する目的で実施したVOCの連続モニタリングの結果を報告する。
3巻1号1998年
Page
139
題名
GCを用いた下水中のVOC連続モニタリング
Title
著者
○小森行也.田中宏明.竹歳健治(建設省土木研究所)
Authors
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
ガスクロマトグラフ、VOC、連続モニタリング
Key Words
概要
平成5年12月に水質汚濁防止法に基づく人の健康に係る水質項目(有害物質)に関する排水基準が改正されたことにより、下水処理施設においても、新たに9種類の揮発性有機物と3種類の農薬の排出が規制されることとなった。しかしながら、排水中の有害物質が基準値以下の場合は、そのまま下水道に流入する可能性がある。また、家庭等、規制対象外の施設からの有害物質の流入の可能性も否定することができない。そのため、下水道での対応策の検討が必要である。さらに、人の健康に影響を及ぼす可能性のある物質で、平成5年3月の水質保全局長通達により要監視項目に指定されているものについては、水質汚濁防止法、下水道法ともに規制対象項目としていないため、そのまま下水道に受け入れているのが現状である。将来の規制化を考慮し、削減対策を検討する必要がある。現在のところ、これらの物質の下水処理施設での除去状況、気相や汚泥への移行に関する知見は不十分であり、下水道における動態の解明ならびに対応策が望まれている。本研究は、実験装置を用いたVOCの挙動調査のなかで、水質変動を測定する目的で実施したVOCの連続モニタリングの結果を報告する。
Abstract

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