学会誌「EICA」

[研究発表] フローサイトメトリーによる琵琶湖の微細植物プランクトン群集の測 定

内容
フローサイトメトリーによる琵琶湖の植物プランクトン群集の測定を試みた。その結
果、湖水中の植物プランクトン群集の分類と定量は、赤色蛍光強度と橙色蛍光強度の関係
から可能となることがわかった。本法により、琵琶湖湖水の植物プランクトン群集の季節
および水深別の変化を調査したところ、ピコ植物プランクトン数は夏季に表層付近で増加
することがわかった。大きさを反映する前方散乱量とクロロフィルを反映する赤色蛍光量
でみると、ピコプランクトンの割合は顕著に低下することがわかった。また、フローサイ
トメトリーは河川水の植物プランクトンの増殖能力の測定にも適用可能であった。
15巻2・3号2010年
Page
13
題名
フローサイトメトリーによる琵琶湖の微細植物プランクトン群集の測 定
Title
Measurement of Small Phytoplankton Community in Lake Biwa by Flow Cytometry
著者
北村友一,南山瑞彦
Authors
著者表記
Author attribution
Tomokazu Kitamura and Mizuhiko Minamiyama
著者勤務先名
(独)土木研究所
Office name
著者所属名
水環境研究グループ水質チーム
キーワード
フローサイトメトリー,植物プランクトン群集,琵琶湖,植物プランクトン増殖ポテンシャル
Key Words
概要
フローサイトメトリーによる琵琶湖の植物プランクトン群集の測定を試みた。その結 果、湖水中の植物プランクトン群集の分類と定量は、赤色蛍光強度と橙色蛍光強度の関係 から可能となることがわかった。本法により、琵琶湖湖水の植物プランクトン群集の季節 および水深別の変化を調査したところ、ピコ植物プランクトン数は夏季に表層付近で増加 することがわかった。大きさを反映する前方散乱量とクロロフィルを反映する赤色蛍光量 でみると、ピコプランクトンの割合は顕著に低下することがわかった。また、フローサイ トメトリーは河川水の植物プランクトンの増殖能力の測定にも適用可能であった。
Abstract

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