学会誌「EICA」

[特集:水環境中のPPCPs (医薬品類)―汚染実態と分解・除去技術の最新動向―] 河川流域における医薬品の存在実態調査

内容
水環境中のPPCPs(医薬品類) ― 汚染実態と分解・除去技術の最新動向 ―
17巻4号2013年
Page
41
題名
河川流域における医薬品の存在実態調査
Title
Occurrence of Selected Pharmaceuticals in River Water in Japan
著者
小森行也1),鈴木 穣2)
Authors
Koya KOMORI, Yutaka SUZUKI
著者表記
1)(独)土木研究所水環境研究グループ,2)(独)土木研究所材料資源研究グループ
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
医薬品,実態調査,河川,全国調査,一級河川
Key Words
概要
医薬品は,生理活性作用を持つことから環境ホルモン同様,低濃度での水生生物への影響が懸念されている物質である。医薬品24 物質について全国一級河川109 水系の119 地点で実態調査を行ったところ,22 物質がいずれかの地点で検出され多くの医薬品の存在が明らかになった。また,その検出濃度の最大値を用いて生態リスク評価を試みたところ,強心剤のCaffeine,抗てんかん剤のCarbamazepine,解熱鎮痛剤のKetoprofen の3 物質が「情報収集に努める必要があると考えられる」という評価結果となった。また,抗生物質のClarithromycin は,「詳細な評価を行う候補と考えられる」という評価となり,生態リスクが懸念される物質の存在が明らかとなった。
Abstract

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