学会誌「EICA」

[研究発表] 堆積物微生物燃料電池の下水道施設への適用に関する基礎的研究

内容
堆積物微生物燃料電池の原理を下水道施設(重力濃縮槽や汚泥貯留槽) へ適用した下水汚泥からの発電について小型実験装置を使用して検討した。集約汚泥処理施設の汚泥を対象にバッチ・セミバッチ実験を行い発電特性や汚泥分解率,汚泥改質(脱水性向上) を評価した。バッチ実験の繰り返しにより下水汚泥から安定して発電することが確認でき,汚泥分解率も20% 以上が期待できた。汚泥を間欠的に投入するセミバッチ実験により,重力濃縮槽では発電レベルを維持できることがわかった。上澄み液の溶解性有機物(COD・BOD) はともに実験終了時には減少しており,汚泥分解による難分解性有機物の生成は無いと考えられた。また,発電の有無による比較では,発電による汚泥改質効果が見られ脱水性の向上が期待できた。
18巻2/3号2013年
Page
74
題名
堆積物微生物燃料電池の下水道施設への適用に関する基礎的研究
Title
A Basic Study on the Application of Microbial Fuel Cell for Sewage Treatment Plant
著者
福嶋俊貴1),中村俊男2)
Authors
著者表記
Author attribution
Toshiki FUKUSHIMA 1) and Toshio NAKAMURA 2)
著者勤務先名
1)メタウォーター(株) 事業戦略本部技術戦略部, 2)東京都下水道サービス(株) 施設管理部保全管理課(元技術部技術開発課所属)
Office name
著者所属名
キーワード
堆積物微生物燃料電池,下水汚泥,発電,汚泥減容,汚泥改質
Key Words
概要
堆積物微生物燃料電池の原理を下水道施設(重力濃縮槽や汚泥貯留槽) へ適用した下水汚泥からの発電について小型実験装置を使用して検討した。集約汚泥処理施設の汚泥を対象にバッチ・セミバッチ実験を行い発電特性や汚泥分解率,汚泥改質(脱水性向上) を評価した。バッチ実験の繰り返しにより下水汚泥から安定して発電することが確認でき,汚泥分解率も20% 以上が期待できた。汚泥を間欠的に投入するセミバッチ実験により,重力濃縮槽では発電レベルを維持できることがわかった。上澄み液の溶解性有機物(COD・BOD) はともに実験終了時には減少しており,汚泥分解による難分解性有機物の生成は無いと考えられた。また,発電の有無による比較では,発電による汚泥改質効果が見られ脱水性の向上が期待できた。
Abstract

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