学会誌「EICA」

[研究発表] 固定床型アナモックスプロセスにおける間欠運転の最適条件に関する検討

内容
筆者らは,平成24?25 年度の国土交通省下水道革新的技術実証事業(B-DASH) において,熊本市東部浄化センター内に設置した実規模実証施設を用いて「固定床型アナモックスプロセス」による汚泥処理返流水(嫌気性消化汚泥脱水ろ液) からの窒素除去実証試験を実施した。B-DASH 終了後の平成26 年度も実証試験を継続し,本プロセスのさらなる低コスト化を目的とした検討を行なった。本研究では,本プロセスの流量調整槽の容量縮減を目的とした間欠運転(停止・再稼働)の最適条件に関する検討を行ない,最大11 日間原水供給がない場合も速やかな再稼働が可能であることが確認できた。また,加温用燃料の低減を目的とした水温低下試験において,亜硝酸化槽では水温30℃でも亜硝酸化反応は安定し,同条件での運転において約3.5ヶ月間にわたり高い処理性能が安定して維持できた。さらに本プロセスの各種制御に係る操作について自動で適正に制御できた。
20巻2/3号2015年
Page
50
題名
固定床型アナモックスプロセスにおける間欠運転の最適条件に関する検討
Title
Optimizing Operation Condition of Shutdown State Using Fixed-bed Anammox Process
著者
高木啓太1),水澤幸太1),福田政昭2),糸川浩紀3)
Authors
著者表記
Author attribution
Keita TAKAKI 1), Kouta MIZUSAWA 1), Masaaki FUKUDA 2) and Hiroki ITOKAWA 3)
著者勤務先名
1)(株)タクマ 水処理技術部,2)熊本市上下水道局計画調整課,3)日本下水道事業団 技術戦略部技術開発企画課
Office name
著者所属名
キーワード
固定床型アナモックスプロセス,運転条件最適化,窒素除去,返流水処理
Key Words
概要
筆者らは,平成24?25 年度の国土交通省下水道革新的技術実証事業(B-DASH) において,熊本市東部浄化センター内に設置した実規模実証施設を用いて「固定床型アナモックスプロセス」による汚泥処理返流水(嫌気性消化汚泥脱水ろ液) からの窒素除去実証試験を実施した。B-DASH 終了後の平成26 年度も実証試験を継続し,本プロセスのさらなる低コスト化を目的とした検討を行なった。本研究では,本プロセスの流量調整槽の容量縮減を目的とした間欠運転(停止・再稼働)の最適条件に関する検討を行ない,最大11 日間原水供給がない場合も速やかな再稼働が可能であることが確認できた。また,加温用燃料の低減を目的とした水温低下試験において,亜硝酸化槽では水温30℃でも亜硝酸化反応は安定し,同条件での運転において約3.5ヶ月間にわたり高い処理性能が安定して維持できた。さらに本プロセスの各種制御に係る操作について自動で適正に制御できた。
Abstract

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