学会誌「EICA」

[研究発表] 滋賀県西の湖流域を対象にした水質モニタリングによる汚濁負荷構成の特徴と季節変動の分析

内容
本研究では琵琶湖東岸地域に位置する西の湖を対象とし,流出入河川の特徴と比較することで,湖内における栄養塩類の季節的変化や変動要因を分析し,物質収支の推定や汚濁源の特定を試みた。調査は夏季(8月),冬季(1月) および春季(4〜5月) のそれぞれにおいて実施された。その結果,夏季においては内部生産の影響(窒素形態の変化),底泥由来のリン酸の排出などが推察された。春季においては琵琶湖に対する西の湖の濁水・栄養塩流出緩和能が示され,特に全リンの変動は代掻き由来の懸濁物質濃度に大きく依存していること,また,内部負荷と合わせて琵琶湖に流出していることが示唆された。
28巻2/3号2023年
Page
132
題名
滋賀県西の湖流域を対象にした水質モニタリングによる汚濁負荷構成の特徴と季節変動の分析
Title
Analysis of Characteristics of Pollutant Load Composition and Seasonal Variation by the Water Quality Monitoring in Nishino-ko Lake Basins in Shiga Prefecture
著者
樫田健生1),佐藤圭輔2),川上奈津子3)
Authors
著者表記
Author attribution
Kensei KASHIDA, Keisuke SATO, Natsuko KAWAKAMI
著者勤務先名
1)立命館大学大学院 理工学研究科 修士1年生<br>2)立命館大学 理工学部 准教授<br>3)(株)日吉分 析検査部 課長代理
Office name
著者所属名
キーワード
内湖,水質汚濁,物質収支,水質モニタリング,現地調査
Key Words
概要
本研究では琵琶湖東岸地域に位置する西の湖を対象とし,流出入河川の特徴と比較することで,湖内における栄養塩類の季節的変化や変動要因を分析し,物質収支の推定や汚濁源の特定を試みた。調査は夏季(8月),冬季(1月) および春季(4〜5月) のそれぞれにおいて実施された。その結果,夏季においては内部生産の影響(窒素形態の変化),底泥由来のリン酸の排出などが推察された。春季においては琵琶湖に対する西の湖の濁水・栄養塩流出緩和能が示され,特に全リンの変動は代掻き由来の懸濁物質濃度に大きく依存していること,また,内部負荷と合わせて琵琶湖に流出していることが示唆された。
Abstract

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