学会誌「EICA」

[研究発表] 合流式下水道の雨天時流入水質予測システム

内容
合流式下水道の雨天時越流水に含まれる汚濁物質は放流先水域への公衆衛生に大きな影響を与えており社会的な問題としてクローズアップされている。問題解決の1つとして汚濁物質の消毒処理があるが、合流式下水道の雨天時越流水は降雨状況によって水質が短期間で変化する為、塩素のような消毒剤を水質に対して適量注入することは容易でなかった。筆者らは,過不足のない塩素注入の実用化のためのシステム開発に取り組んでいる。本稿では,短期間で変動する水質を事前に把握することで注入遅れを回避することを狙い,これまでに有効性の報告されている塩素注入率演算モデルに対し,その入力項目である流入下水のCODを事前に予測する機能を付加したシステムを提案する。また,これまでに得られた合流式下水処理場でのデータからCOD予測モデル構築の可能性を見出したことを報告する。
12巻2/3号2007年
Page
78
題名
合流式下水道の雨天時流入水質予測システム
Title
Influent Water Quality Prediction for Combined Sewerage Treatment Plant in Rainy Weather
著者
斗成聡一1, 椛沢裕一1, 片山恭介2
Authors
Soichi Tonari, Yuichi Kabasawa, Kyosuke Katayama
著者表記
(株)東芝 斗成聡一, 片山恭介, 椛沢裕一
Author attribution
Soichi Tonari, Yuichi Kabasawa, Kyosuke Katayama
著者勤務先名
1(株)東芝 水・環境システム事業部, 2(株)東芝 電力・社会システム技術開発センター
Office name
Toshiba Corporation
著者所属名
キーワード
COD,水質予測,合流式下水道,塩素注入制御,雨天時越流水
Key Words
概要
合流式下水道の雨天時越流水に含まれる汚濁物質は放流先水域への公衆衛生に大きな影響を与えており社会的な問題としてクローズアップされている。問題解決の1つとして汚濁物質の消毒処理があるが、合流式下水道の雨天時越流水は降雨状況によって水質が短期間で変化する為、塩素のような消毒剤を水質に対して適量注入することは容易でなかった。筆者らは,過不足のない塩素注入の実用化のためのシステム開発に取り組んでいる。本稿では,短期間で変動する水質を事前に把握することで注入遅れを回避することを狙い,これまでに有効性の報告されている塩素注入率演算モデルに対し,その入力項目である流入下水のCODを事前に予測する機能を付加したシステムを提案する。また,これまでに得られた合流式下水処理場でのデータからCOD予測モデル構築の可能性を見出したことを報告する。
Abstract

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