学会誌「EICA」

[研究発表] 有機高分子検知膜を用いた水晶振動子式高感度油臭センサーの開発

内容
河川での油の流出による突発汚染事故が多数報告されており、浄水場では活性炭投入などの対応に多くのコストが必要となっている。また、河川等の水環境への影響も懸念されている。そこで、新規に開発した有機高分子を感応膜とする水晶振動子式センサーを用いた油臭監視装置を作製した。この装置を用いると、臭気閾値レベルのガソリン、灯油、軽油、A重油に対しては約5分以内に検出可能であった。脱着曲線曲線の形状を解析することによって濃度などの測定条件に依存せず、ガソリン、灯油、軽油を識別できることがわかった。また、工業用水ベースの模擬汚染水によるフィールド試験では140日間以上センサーの交換を行なうことなく安定な応答を得ることができた。
5巻1号2000年
Page
187
題名
有機高分子検知膜を用いた水晶振動子式高感度油臭センサーの開発
Title
Petroleum Gas Sensor System Using Organic Polymer-Coated Quartz Crystal Microbalance
著者
○上山智嗣.土方健司.廣辻淳二(三菱電機(株))
Authors
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
化学センサー、においセンサー、浄水場、油汚染、突発汚染
Key Words
概要
河川での油の流出による突発汚染事故が多数報告されており、浄水場では活性炭投入などの対応に多くのコストが必要となっている。また、河川等の水環境への影響も懸念されている。そこで、新規に開発した有機高分子を感応膜とする水晶振動子式センサーを用いた油臭監視装置を作製した。この装置を用いると、臭気閾値レベルのガソリン、灯油、軽油、A重油に対しては約5分以内に検出可能であった。脱着曲線曲線の形状を解析することによって濃度などの測定条件に依存せず、ガソリン、灯油、軽油を識別できることがわかった。また、工業用水ベースの模擬汚染水によるフィールド試験では140日間以上センサーの交換を行なうことなく安定な応答を得ることができた。
Abstract

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