学会誌「EICA」

[研究発表] 蛍光分析計による粉末活性炭注入制御の検討

内容
水道原水として河川水を用いている浄水場では、近年、トリハロメタン等への対応が必要となっている。現状は、対策として、粉末活性炭処理が行われており、その注入量はKMnO4消費量やTOC等の複数の指標から経験的に決められることが多い。本稿では、蛍光分析計により励起波長345nm、蛍光波長425nmの蛍光強度とフルボ酸濃度の間に相関があることを利用して、粉末活性炭処理条件と蛍光強度の関係および蛍光強度と水質の関係を調べた。その結果、?粉末活性炭吸着特性と蛍光強度の関係は、河川が異なっている場合でも、同一の推定式が成り立つ。?蛍光強度は、THMFP、KMnO4消費量、TOCと良い相関を示す。等の知見が得られ、各種水質の処理目標に合わせて最適な粉末活性炭注入制御の可能性が示された。
7巻2号2002年
Page
161
題名
蛍光分析計による粉末活性炭注入制御の検討
Title
Study of injection control system of powdered activated carbon applied fluorescence analyzer
著者
○阿部法光,村山清一,環省二郎,工藤寿雪,田口健二((株)東芝)
Authors
""Norimitsu Abe, Seiichi Murayama, Shojiro Tamaki, Toshiyuki Kudo, Kenji Taguchi(Toshiba Co.)""
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
蛍光分析計,粉末活性炭,制御,トリハロメタン生成能,KMnO4消費量
Key Words
""Fluorescence Analyzer, Powdered Activated Carbon, Control System,Trihalomethane Formation Potential, KMnO4""
概要
水道原水として河川水を用いている浄水場では、近年、トリハロメタン等への対応が必要となっている。現状は、対策として、粉末活性炭処理が行われており、その注入量はKMnO4消費量やTOC等の複数の指標から経験的に決められることが多い。本稿では、蛍光分析計により励起波長345nm、蛍光波長425nmの蛍光強度とフルボ酸濃度の間に相関があることを利用して、粉末活性炭処理条件と蛍光強度の関係および蛍光強度と水質の関係を調べた。その結果、?粉末活性炭吸着特性と蛍光強度の関係は、河川が異なっている場合でも、同一の推定式が成り立つ。?蛍光強度は、THMFP、KMnO4消費量、TOCと良い相関を示す。等の知見が得られ、各種水質の処理目標に合わせて最適な粉末活性炭注入制御の可能性が示された。
Abstract

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