[研究発表] 油膜センサを用いた浄水場沈砂池における油流入の連続自動監視
- 内容
- 油流出事故は、水道原水である河川の水質事故の80%近くを占め、浄水場の取水停止や下流の生態系に重大な被害を引起こす。油は拡散し易く、被害が急速に広がることから、被害を最小限に食い止めるために、高感度で連続監視が可能なセンサを用いて、拡散した初期の微量な油を早期に発見することが望まれている。我々は、高感度に油膜を検知できる偏光解析型油膜センサを浄水場の沈砂池入口付近に設置し、油流入の連続監視性能の評価を行った。センサの設置にあたっては、より確実に油を検知するためにオイルフェンスを用い、取水施設の構造や水の流れから、その張り方を決定し、油を誘導するようにした。連続実験の結果、約6ヶ月間に3回の頻度で微量な油を検知し、油膜センサの油検知性能の検証と、取水施設におけるオイルフェンス設置の効果を確認できた。
- 巻
- 7巻2号2002年
- Page
- 187
- 題名
- 油膜センサを用いた浄水場沈砂池における油流入の連続自動監視
- Title
- ""Automated,continuous oil monitoring system using oil-on-water sensor at grit chamber in purification water plant""
- 著者
- ○金川直樹(富士電機(株)),讃岐育孝,平岡睦久((株)富士電機総合研究所),山本訓義,吉田 茂(横浜市水道局)
- Authors
- ""Naoki Kanekawa (Fuji Electric Co.,Ltd.), Yasutaka Sanuki , Mutsuhisa Hiraoka (Fuji Electric Corporate Research and Developmen
- 著者表記
- Author attribution
- 著者勤務先名
- Office name
- 著者所属名
- キーワード
- 浄水場,油膜,センサ,偏光解析,連続自動監視
- Key Words
- ""Water purification plant; oil-on-water; sensor; polarization analysis method; automated,continuous monitoring""
- 概要
- 油流出事故は、水道原水である河川の水質事故の80%近くを占め、浄水場の取水停止や下流の生態系に重大な被害を引起こす。油は拡散し易く、被害が急速に広がることから、被害を最小限に食い止めるために、高感度で連続監視が可能なセンサを用いて、拡散した初期の微量な油を早期に発見することが望まれている。我々は、高感度に油膜を検知できる偏光解析型油膜センサを浄水場の沈砂池入口付近に設置し、油流入の連続監視性能の評価を行った。センサの設置にあたっては、より確実に油を検知するためにオイルフェンスを用い、取水施設の構造や水の流れから、その張り方を決定し、油を誘導するようにした。連続実験の結果、約6ヶ月間に3回の頻度で微量な油を検知し、油膜センサの油検知性能の検証と、取水施設におけるオイルフェンス設置の効果を確認できた。
- Abstract
全文閲覧をご希望の方
全文PDFファイルのお申込みの前に
年会費5,000円にて本誌の購読と論文全誌のWeb閲覧がご利用頂けます。
ご入会は、こちらからお願いします。