[研究発表] コメットアッセイにおけるDNA損傷評価指標の標準化
- 内容
- コメットアッセイのDNA損傷評価にはこれまで様々な指標が適用されてきた。本研究では、ミドリムシ藻を用いたコメントアッセイを行い、まず、各指標の特性や有用性を検討した。また得られた数値データの標準化を試み、試験結果の比較を容易にするとともに、統一した評価指標の提案を検討した。Tail momentを指標としたとき、細胞の個体差が感度よく表され、個体差による散布度を評価することができた。Ratioを指標とすると、個体差が抑制され、化学物質濃度に応じたDNA損傷の度合いを評価できた。標準化したTail momentの標準偏差とRatioのコントロールに対する平均値の比を併用した新規の指標を導入することで、種々の化学物質で得られたデータの相互比較が可能となり、新規指標の有用性を確認することができた。
- 巻
- 7巻2号2002年
- Page
- 193
- 題名
- コメットアッセイにおけるDNA損傷評価指標の標準化
- Title
- Normalization of indices for evaluating degree of DNA damage in comet assay
- 著者
- 岩堀恵祐,宮田直幸(静岡県立大学),中村裕紀,○青山光太郎(日立プラント建設(株))
- Authors
- "Keisuke IWAHORI、Naoyuki MIYATA(University of Shizuoka)、Hiroki<br> NAKAMURA、○Kotaro AOYAMA(Hitachi Plant Engineering &
- 著者表記
- Author attribution
- 著者勤務先名
- Office name
- 著者所属名
- キーワード
- コメットアッセイ,DNA損傷,標準化,Tail moment,Ratio
- Key Words
- ""comet assay, DNA damage, normalization, Tail moment, Ratio""
- 概要
- コメットアッセイのDNA損傷評価にはこれまで様々な指標が適用されてきた。本研究では、ミドリムシ藻を用いたコメントアッセイを行い、まず、各指標の特性や有用性を検討した。また得られた数値データの標準化を試み、試験結果の比較を容易にするとともに、統一した評価指標の提案を検討した。Tail momentを指標としたとき、細胞の個体差が感度よく表され、個体差による散布度を評価することができた。Ratioを指標とすると、個体差が抑制され、化学物質濃度に応じたDNA損傷の度合いを評価できた。標準化したTail momentの標準偏差とRatioのコントロールに対する平均値の比を併用した新規の指標を導入することで、種々の化学物質で得られたデータの相互比較が可能となり、新規指標の有用性を確認することができた。
- Abstract
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