学会誌「EICA」

[研究発表] HSPFを利用した野洲川流域における水文循環とSS挙動のシミュレーション

内容
本研究では、野洲川流域における水文循環と有機汚染物質のキャリアとなる懸濁物質(SS)の挙動の再現を目的とした。流域解析モデルには、米国EPAによって開発されたHydrological Simulation Program Fortranを利用した。本モデルは、流域水文及び水質をシミュレートする物理モデルであり、降雨量等を入力して、流量やSSによる汚濁負荷を任意地点で推測する事ができる。降水量や標高などの環境情報は電子公開情報を基に加工し、また蒸発散量はペンマン式を用いて推算した。その他、粗度係数、沈降・巻上げに関する各パラメータは文献値を参照し、貯留や侵食、収着など推定の難しいパラメータの設定には感度分析を利用した。98年のランを行った結果、流量に関しては野洲川の各地点において良い再現性を、SSについてはある程度の精度で推定できる可能性を確認した。
7巻2号2002年
Page
233
題名
HSPFを利用した野洲川流域における水文循環とSS挙動のシミュレーション
Title
A Hydrological simulation of suspended solids using HSPF in the Yasu river basin
著者
○佐藤圭輔,池田智美,高松正嗣,曽我部浩,金 秀眞,清水芳久(京都大学)
Authors
""Keisuke Sato, T. Ikeda, M. Takamatsu, H. Sogabe, S. Kim and Y. Shimizu(Kyoto University)""
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
HSPF(Hydrological Simulation Program Fortran),GIS,野洲川流域, 水文循環, SS(Suspended Solids)
Key Words
"" HSPF(Hydrological Simulation Program Fortran), GIS(Geographic Information System), Yasu River Basin, Hydrological Cycle, SS(Su
概要
本研究では、野洲川流域における水文循環と有機汚染物質のキャリアとなる懸濁物質(SS)の挙動の再現を目的とした。流域解析モデルには、米国EPAによって開発されたHydrological Simulation Program Fortranを利用した。本モデルは、流域水文及び水質をシミュレートする物理モデルであり、降雨量等を入力して、流量やSSによる汚濁負荷を任意地点で推測する事ができる。降水量や標高などの環境情報は電子公開情報を基に加工し、また蒸発散量はペンマン式を用いて推算した。その他、粗度係数、沈降・巻上げに関する各パラメータは文献値を参照し、貯留や侵食、収着など推定の難しいパラメータの設定には感度分析を利用した。98年のランを行った結果、流量に関しては野洲川の各地点において良い再現性を、SSについてはある程度の精度で推定できる可能性を確認した。
Abstract

全文閲覧をご希望の方

全文PDFファイルのお申込みの前に

年会費5,000円にて本誌の購読と論文全誌のWeb閲覧がご利用頂けます。
ご入会は、こちらからお願いします。

この論文は、無料公開されています。

ダウンロードは、下のリンクからどうぞ。

※表示されない場合は、最新ブラウザへの更新やAdobe Readerでの閲覧をお試しください。

全文ダウンロード