学会誌「EICA」

[研究発表] 排ガス中有機ハロゲン化合物濃度の総括的測定にもとづいたダイオキシン類濃度の推定と管理

内容
焼却排ガス中ダイオキシン類濃度について、測定が簡便でかつ迅速な有機ハロゲン化合物濃度の総括的な測定値(TOX)を用いて推定し、またこれを焼却施設の運転管理に結びつける手法を評価・検討した。従来得られていなかった同一焼却炉での多くのデータを蓄積し、今後の対応が求められる非常に低い濃度レベルの測定も可能であることを確認した。ダイオキシン類濃度の間接的な推定に関しては、1/5〜5倍程度のばらつきがあるものの相関係数0.94の相関を得た。一方、焼却施設排ガス処理の操作因子である集じん装置温度および煙道への活性炭注入量が、ダイオキシン類濃度およびTOXにかなり類似した影響を与えることを見出し、このことからも代替指標としてのTOXの有用性を確認した。
7巻2号2002年
Page
251
題名
排ガス中有機ハロゲン化合物濃度の総括的測定にもとづいたダイオキシン類濃度の推定と管理
Title
Estimation and management of dioxins concentration based on organohalogen compounds in flue gas determined by a non-specific met
著者
○川本克也(国立環境研究所),今泉隆志(関東学院大学),藤吉秀昭(日本環境衛生センター),田中勝(岡山大学)
Authors
""Katsuya Kawamoto (National Institute for Environmental Studies), Takashi Imaizumi (Kanto Gakuin University), Hideaki Fujiyoshi
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
Office name
著者所属名
キーワード
有機ハロゲン化合物濃度. ダイオキシン類. 代替指標. 運転管理. 排ガスモニタリング
Key Words
""Organohalogen compounds, Dioxins, Alternative index, Operational management, Flue gas monitoring""
概要
焼却排ガス中ダイオキシン類濃度について、測定が簡便でかつ迅速な有機ハロゲン化合物濃度の総括的な測定値(TOX)を用いて推定し、またこれを焼却施設の運転管理に結びつける手法を評価・検討した。従来得られていなかった同一焼却炉での多くのデータを蓄積し、今後の対応が求められる非常に低い濃度レベルの測定も可能であることを確認した。ダイオキシン類濃度の間接的な推定に関しては、1/5〜5倍程度のばらつきがあるものの相関係数0.94の相関を得た。一方、焼却施設排ガス処理の操作因子である集じん装置温度および煙道への活性炭注入量が、ダイオキシン類濃度およびTOXにかなり類似した影響を与えることを見出し、このことからも代替指標としてのTOXの有用性を確認した。
Abstract

全文閲覧をご希望の方

全文PDFファイルのお申込みの前に

年会費5,000円にて本誌の購読と論文全誌のWeb閲覧がご利用頂けます。
ご入会は、こちらからお願いします。

この論文は、無料公開されています。

ダウンロードは、下のリンクからどうぞ。

※表示されない場合は、最新ブラウザへの更新やAdobe Readerでの閲覧をお試しください。

全文ダウンロード