学会誌「EICA」

[研究発表] 赤外分光分析による微生物中間生成代謝物の推定に関する基礎検討

内容
活性汚泥法等の生物処理に於いて,有機物・窒素・リン等の挙動把握・解析が行われているが,
中間生成代謝物はあまり注目されていない.しかし,多段の反応槽等の場合,中間生成物の挙動
を知る事は,「処理性能」「省エネ」の観点から重要である.今回,大腸菌と模擬廃水を用いた
生物処理系を用いて,赤外分光分析法を活用し,反応水中の動的変化の把握を試みた.その結果,
全有機炭素(TOC)は経時的に減少し,糖類等に起因すると思われる吸収は消長が見られ,本法に
より生物処理過程のモニタリングの可能性を見出した。
15巻2・3号2010年
Page
5
題名
赤外分光分析による微生物中間生成代謝物の推定に関する基礎検討
Title
Evaluation of Bacterial Intermediate Metabolite Products by Infrared Spectroscopic Analysis
著者
粟津邦男1),長塩尚之2),石井克典1)
Authors
著者表記
Author attribution
Kunio Awazu, Naoyuki Nagashio and Katsunori Ishii
著者勤務先名
1)大阪大学,2)日新電機(株)
Office name
著者所属名
キーワード
生物学的処理,中間生成物,赤外分光分析, 活性汚泥法
Key Words
概要
活性汚泥法等の生物処理に於いて,有機物・窒素・リン等の挙動把握・解析が行われているが, 中間生成代謝物はあまり注目されていない.しかし,多段の反応槽等の場合,中間生成物の挙動 を知る事は,「処理性能」「省エネ」の観点から重要である.今回,大腸菌と模擬廃水を用いた 生物処理系を用いて,赤外分光分析法を活用し,反応水中の動的変化の把握を試みた.その結果, 全有機炭素(TOC)は経時的に減少し,糖類等に起因すると思われる吸収は消長が見られ,本法に より生物処理過程のモニタリングの可能性を見出した。
Abstract

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