学会誌「EICA」

[研究発表] 下水道施設への電解結晶法の適用可能性検討

内容
下水汚泥中にはリン等の無機物資源が含まれており、その有効活用の方策が検討されている。
本論文では畜産排水で実験されている電解結晶法を下水道へ適用する可能性について検討した。
処理対象液として消化汚泥の上澄み液を選択し、回分実験で電解処理を行った結果、P が概ね3
割程度、Mg が7 割、Ca が2割程度液相から除去された。除去された成分から推測すると、MAP
及びHAp の混合物として栄養塩類が析出していたと考えられる。また、Mg 塩やCa 塩を供給す
ることにより、リンの回収率を高められた。
15巻2・3号2010年
Page
213
題名
下水道施設への電解結晶法の適用可能性検討
Title
Investigation of the Possibility of Applying an Electrolytic Crystallization Process to Sewage Treatment System
著者
宮本豊尚1),岡本誠一郎2),桜井健介2),田中恒夫3)
Authors
Toyohisa Miyamoto, Seiichiro Okamoto, Kensuke Sakurai and Tsuneo Tanaka
著者表記
Author attribution
著者勤務先名
1)国土技術政策総合研究所, 2)(独)土木研究所, 3)前橋工科大学
Office name
著者所属名
キーワード
電解結晶法,資源回収,リン,消化汚泥
Key Words
概要
下水汚泥中にはリン等の無機物資源が含まれており、その有効活用の方策が検討されている。 本論文では畜産排水で実験されている電解結晶法を下水道へ適用する可能性について検討した。 処理対象液として消化汚泥の上澄み液を選択し、回分実験で電解処理を行った結果、P が概ね3 割程度、Mg が7 割、Ca が2割程度液相から除去された。除去された成分から推測すると、MAP 及びHAp の混合物として栄養塩類が析出していたと考えられる。また、Mg 塩やCa 塩を供給す ることにより、リンの回収率を高められた。
Abstract

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