学会誌「EICA」

[研究発表] 急速ろ過システムにおけるフロックセンサーによる凝集不良の早期検知に関する検討

内容
浄水場の急速ろ過システムにおいて,注入率不足や機器故障による凝集不良の検知は,一般にフロック形成池の巡回による目視や沈澱水濁度の計測値に頼っている。それゆえ,凝集剤注入から沈澱池までの滞留時間分,即ち凝集不良が発生してから数時間程度遅れて異常に気付く場合がある。そこで本論では,吸光度の平均値と標準偏差とからフロックの粒径を測定するフロックセンサーを導入することによって,凝集不良を早期に検知するシステムの有効性について基礎的に検討した。その結果,フロック粒径とフロック形成池の1 段目と2 段目との粒径比を用いれば,凝集不良の発生を早期に検知できることを明らかにした。
20巻2/3号2015年
Page
72
題名
急速ろ過システムにおけるフロックセンサーによる凝集不良の早期検知に関する検討
Title
A Rapid Detection Technique by Floc Sensors of Insufficient Flocculation in Rapid Filtration
著者
山口由香1),久本祐資1),山口太秀1),鎌田素之2),相澤貴子3),海老江邦雄4)
Authors
著者表記
Author attribution
Yuka YAMAGUCHI 1), Yusuke HISAMOTO 1), Dabide YAMAGUCHI 1),
Motoyuki KAMATA 2), Takako AIZAWA 3) and Kunio EBIE 4)
著者勤務先名
1)メタウォーター(株), 2)関東学院大学, 3)水道技術研究センター, 4)北見工業大学
Office name
著者所属名
キーワード
凝集,異常検知,フロック粒径,急速ろ過,フロック形成池
Key Words
概要
浄水場の急速ろ過システムにおいて,注入率不足や機器故障による凝集不良の検知は,一般にフロック形成池の巡回による目視や沈澱水濁度の計測値に頼っている。それゆえ,凝集剤注入から沈澱池までの滞留時間分,即ち凝集不良が発生してから数時間程度遅れて異常に気付く場合がある。そこで本論では,吸光度の平均値と標準偏差とからフロックの粒径を測定するフロックセンサーを導入することによって,凝集不良を早期に検知するシステムの有効性について基礎的に検討した。その結果,フロック粒径とフロック形成池の1 段目と2 段目との粒径比を用いれば,凝集不良の発生を早期に検知できることを明らかにした。
Abstract

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