学会誌「EICA」

[研究発表] 神奈川県内河川におけるフェニルピラゾール系殺虫剤とその分解物の残留実態調査

内容
 フェニルピラゾール系殺虫剤で世界的に広く使用されているフィプロニル(以下FIP) とその分解物,及び日本国内で出荷量が増加しているエチプロール(以下ETH) について神奈川県内11 河川で残留実態調査を実施した。その結果,流域に水田が多い河川でFIP 分解物がFIP より高い濃度で継続的に検出された。またETH はFIP と同程度の検出濃度だったが検出時期は異なった。FIPはADI が低く,我が国の水道水質管理において監視の必要性の高い農薬に挙げられているが,分解物についてはモニタリングが十分ではない。今後,知見の集積が必要であると考える。
23巻2/3号2018年
Page
90
題名
神奈川県内河川におけるフェニルピラゾール系殺虫剤とその分解物の残留実態調査
Title
Survey on the Residual Status of Phenylpyrazole Insecticide and its Degradation Products in the Rivers of Kanagawa Prefecture
著者
川嵜悦子1),鎌田素之2),久保明日香1),中田俊芳1),須戸 幹3)
Authors
著者表記
Author attribution
Etsuko Kawasaki, Motoyuki Kamata, Asuka Kubo, Toshiyoshi Nakata and Miki Sudo
著者勤務先名
1)(株) 日吉 技術部,2)関東学院大学理工学部,3)滋賀県立大学環境科学部
Office name
著者所属名
キーワード
フィプロニル,エチプロール,農薬分解物,河川水,水道水質管理
Key Words
概要
 フェニルピラゾール系殺虫剤で世界的に広く使用されているフィプロニル(以下FIP) とその分解物,及び日本国内で出荷量が増加しているエチプロール(以下ETH) について神奈川県内11 河川で残留実態調査を実施した。その結果,流域に水田が多い河川でFIP 分解物がFIP より高い濃度で継続的に検出された。またETH はFIP と同程度の検出濃度だったが検出時期は異なった。FIPはADI が低く,我が国の水道水質管理において監視の必要性の高い農薬に挙げられているが,分解物についてはモニタリングが十分ではない。今後,知見の集積が必要であると考える。
Abstract

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