学会誌「EICA」

[研究発表] 線虫臭気物質受容体と生物発光共鳴エネルギー移動(BRET)を組み合わせた水中の極微量カビ臭物質検知(その2)

内容
線虫臭気物質受容体と生物発光共鳴エネルギー移動(BRET)を組み合わせ,カビ臭物質をより簡便に,安価に,高感度で測定できる分析法の開発を進めている。これまでの研究で,カビ臭物質に対して特異的に反応するG蛋白共役受容体(GPCR)を4種類選定した。今回,それらのGPCRセンサを,酵母を用いて製作し,濃度応答性を評価した結果,ジェオスミンおよび2-MIBが0.18ng/L以上で検出可能であることが示された。しかし,0.18ng/L以上でのBRET比の変化が認められなかったため,今後は,低濃度側の検証範囲を広げ,直線性の評価を行う予定である。
25巻2/3号2020年
Page
65
題名
線虫臭気物質受容体と生物発光共鳴エネルギー移動(BRET)を組み合わせた水中の極微量カビ臭物質検知(その2)
Title
The Detection of Musty Odorous Compounds Present in Water at Very Low Concentration Level Using the BRET Technique Coupled with Nematode Odorant Receptors (Part 2)
著者
長谷川絵里1),アリーシャ・アンダーソン2),塩出貞光1),宮﨑 俊1),山口太秀3)
Authors
著者表記
Author attribution
Eri Hasegawa, Alisha Anderson, Sadamitsu Shiode, Shun Miyazaki and Dabide Yamaguchi
著者勤務先名
1)メタウォーター(株) 事業戦略本部R&Dセンターソリューション技術開発部上水技術開発グループ,2) the Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization (CSIRO),3)メタウォーター(株) 事業戦略本部R&Dセンターソリューション技術開発部
Office name
著者所属名
キーワード
ジェオスミン,2-メチルイソボルネオール(2-MIB),生物発光共鳴エネルギー移動(BRET),線虫臭気物質受容体,G蛋白共役受容体(GPCR)センサ
Key Words
概要
線虫臭気物質受容体と生物発光共鳴エネルギー移動(BRET)を組み合わせ,カビ臭物質をより簡便に,安価に,高感度で測定できる分析法の開発を進めている。これまでの研究で,カビ臭物質に対して特異的に反応するG蛋白共役受容体(GPCR)を4種類選定した。今回,それらのGPCRセンサを,酵母を用いて製作し,濃度応答性を評価した結果,ジェオスミンおよび2-MIBが0.18ng/L以上で検出可能であることが示された。しかし,0.18ng/L以上でのBRET比の変化が認められなかったため,今後は,低濃度側の検証範囲を広げ,直線性の評価を行う予定である。
Abstract

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